2020-01-01から1年間の記事一覧
志摩一宮・伊射波神社の山の麓には、 もうひとつ印象的な神社が建っています。 満留山神社です。 伊射波神社のバス最寄の「あらしま」下車すぐにあります。 創建年は不明とのこと。 元は八王子社と呼ばれたようですが、 嘉永7年の津浪で流失し、満留山神社…
さて、かぶらこさんこと伊射波神社は「志摩一宮」ですが、 志摩には一宮がもうひとつあります。 それは、神宮の別宮にもなっている伊雑宮です。 (参考;【125社めぐり】 別宮 伊雑宮 - 伊勢河崎ときどき古民家) なぜ一宮がふたつあるのか? そもそも一…
伊射波神社、通称かぶらこさんについての考察を昨日しましたが、 今日はかぶらこさんの観光スポットでもある絶景ポイントをお伝えしたく思います。 本殿の先の岬に「領有神(うしはくのかみ)」が祀られているお話も昨日しましたが、 (未読の方はよろしけれ…
先だってゴージャスな例祭についてお話しした伊射波神社さん。 今日はその歴史について見ていきたいと思います。 鳥羽市安楽島町加布良古崎の先端に建つことから、 地元では「かぶらこさん」の愛称で親しまれています。 「加布良古大明神」という異名も持つ…
鳥羽の一の宮、伊射波神社では、 11月23日に祭礼が行われます。 昨日、11月23日は新嘗祭の日だから勤労感謝の日ですよ、 というお話をしましたが、 ここ鳥羽の収穫は海の幸です! つまりは豊漁のお祭りですね。 その伊射波神社の関係者に知人がいる…
昨日は伊勢神宮の神事である神嘗祭についてざっくりとですがお話ししました。 「かんなめのまつり」とは、「かむにえ」、神様が贄を食すお祭りでしたね。 では、よく似た神事である新嘗祭・大嘗祭とは何でしょう? 大嘗祭は昨年行われましたので、皆様ご記憶…
その年の初穂を神宮に納める初穂曳についてこの数日お話しました。 この初穂が神宮に奉納されると行なわれるのが、神嘗祭です。 神宮の祭事で最も大切な神事になります。 そのタイムスケジュールは以下になります。 (今年バージョンですが伝統的に日時は変…
昨日、一昨日と、神宮の大事な行事のひとつである初穂曳をご案内して来ました。 ↑五十鈴川から内宮に上げられた初穂、 その行方を今日は追ってみましょう。 ↑初穂が乗った舟が引き上られるのはここです。 (写真は初穂が奉納された後の様子) 曳き手の皆さん…
伊勢神宮の大事な神事で、 毎年10月15日と16日に行われます その年の初穂を神宮に奉納する儀式、 初穂曳についてご紹介したいと思います。 昨日に続きまして、今日は内宮の初穂曳です。 内宮の初穂は五十鈴川の中を船で曳かれていきます。 そのことから「川…
伊勢、そして日本の神道の神事で最も大事なお祀り… それは神嘗祭だと思います。 キリスト教などの収穫祭にあたり、 一年の豊穣を神に感謝するお祀りですよね。 実は伊勢には神嘗祭に先立ってもうひとつ大事なお祭りがあるのです。 何だかご存知ですか? そう…
以前もこちらのYOUTUBE動画をご紹介したことがあるかと思います。 全国の町や商店街を何年もの間撮り貯めていらっしゃる方で、 この情報は後々日本の貴重な資料となりえるレベルかと思います。 今はなき、河崎の商店街の姿も取り残してくれていまして、 それ…
伊勢のご当地牛乳です♪ いと志やのほうじ茶ラテはこちらの牛乳を使っていました。 いと志やのほうじ茶ラテは、友人知人にモニタリングをして 「甘すぎないほうじ茶ラテ」というコンセプトにしていて、 それにはこの山村さんの牛乳がぴったりでした! 牛乳の…
伊勢土産…といえばやはり「赤福!」という方が多いと思います。 もしくは、「お福もち」という方もいらっしゃるかと思います。 ですが、伊勢は「餅街道」と言われるほどにお餅のお菓子が多いんです! 以前ご紹介した二軒茶屋餅もオススメですが、 今日はお取…
伊勢のブランド牡蠣「浦村かき」をご存知ですか? ぐるりと海に囲まれた半島で、良港に恵まれた伊勢志摩ですので、 もちろん美味しい牡蠣もこれからの季節にはお楽しみのひとつ、ですよね♪ 昨年の10月8日は「浦村かきの解禁イベント」が鳥羽の海の博物館で…
今月1日は中秋の名月でした。 夜空が美しい季節になりましたよね。 河崎で観光客の皆様に「夜道が暗い」とよく言われますが、 それは逆に星が明るく見えるということになります♪ 河崎にお泊りのときは、勢田川から夜空を見上げてはいかがでしょう? 更に本…
私があちこち伊勢市内をお散歩や探検をしていて ここは実は隠れたビュースポットなのでは!? と思う場所が多々あるのですが、 実は、 その筆頭がここ! 伊勢駅からもすぐのしんみち商店街です。 地元民的には 「お店が少なくなって寂しい」 「夜は女のコは…
昨年の今日、何をしていたのかな? と、ふと写真フォルダーを見ていましたら、 どうやら大湊方面に朝チャリっと125社巡りをしていたようです。 そして、その道中で見かけて あまりにも可愛くて写真を撮ったお家(お店?)の写真に 1年越しでまたハートを…
いと志やとして私がお借りしていた、 河崎のN邸に新しいお店が10月3日にOPENしたそうです! 写真を拝見したのですが、 外も中も黒貴重にリフォームがされていて また全く違う雰囲気で、ある意味古民家らしさを引き出した佇まいになっています。 私は、N邸…
伊勢にいて思うのが、 美味しそうなパン屋さんを見つけて、 焼きたてパンを買ったから ちょっとそこらでパクっとしたい!という場所がないんですよね。京都だと、京都御苑のベンチとかで よくそうするのですが。公園も比較的少ないので、 観光中に外でちょっ…
彼岸花に誘われるようにお散歩をしていたところ、 こちらの神社に出会いました。 平尾神社です。 すぐそばを近鉄の電車が走り、なんとものんびりとした風情です。 境内は広く、社殿まで参道が伸びます。 向かって左は古殿地でしょうか? 式年遷宮がなされる…
今週は、伊勢の彼岸花の見所スポットをご紹介してきましたが、 いかがでしょうか? 今日は最後にこんな場所をご紹介! …それは、あちこちの田んぼのあぜ道です。 伊勢では大概、8月末頃に稲を刈りますので 黄金色の田んぼと赤い彼岸花のコラボレーションは…
伊勢の彼岸花の見所をご紹介してきましたが、 ここはまさに絶景! 彼岸花の御花畑のようです。 いえ、もうここは彼岸花の海といっても過言ではないかも!?? ここはどこかと言いますと、朝熊山の麓です。 鳥羽松阪線を注意深くドライブしていただくと 見つ…
今日の彼岸花のオススメスポットは ①でご紹介しました勾玉池から徒歩2分ほどのところにあります。 ここは白い彼岸花が群生しているビュースポットです。 勾玉池(茜社)を出て、右手方向に進みます。 (外宮の火除け橋と逆の方向です) 少し行きますと、「…
私の個人的セレクトによる、 彼岸花の名所IN伊勢 2箇所目はこちらです。 神宮125社のうち3座の摂末社の鎮座する 上社の境内です。 *詳しくはこちらを…↓ 【125社めぐり】 外宮 摂社・志等美神社 / 摂社・大河内神社 / 末社・ 打懸神社 【伊勢の寺…
10月の足音が聞こえつつありますが、 この季節に目を楽しませてくれる花のひとつが彼岸花ですよね。 別名マンジュシャゲ。 音の響きもいいですが、字面がまたいいですよね。 曼殊沙華。 彼岸花には別名が1000あるとも言われいます。 例えば、彼岸=死…
西国三十三所と掲げられた寺院を見かけたり聞いたりしたことがある方も多いと思います。 近畿2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音信仰の霊場の総称とされていて、 これらの霊場を札所とした巡礼を西国三十三所巡礼と呼び、 日本で最も歴史がある巡礼行であ…
熊野詣のイメージキャラクター的な存在となり、 今ならば熊野の人気ゆるきゃら的な立場ともいえるのが ヤタガラス。 熊野詣をすると、あちこちで見かけますが、 ヤタガラスって何だかご存知ですか? 「三本足のカラス」 「何やら導きの神らしい」 「日本サッ…
写真が投稿できないというトラブル中でして… 予定を変更して、文章のみで語れる内容をお届けします!というわけで、 熊野詣についてお話する中で出て来ました 「本地垂迹」って何!? というお話です。 仏教が伝来したのは諸説ありますが、 聖徳太子のお祖父…
近年話題の「天空の城」竹田城に次ぎ、 ミニ天空の城とも呼ばれる城跡が熊野市内にあります。 それがここ、赤木城です。 曇天の夕方訪れましたが、山々から雲が湧き上がっていて、 なるほど雲や霧に包まれたらさぞかし…という雰囲気です。 そして、天空の城…
丸山千枚田のほど近くに 「入鹿八幡宮」なる立派な石柱が目に入りました。 入鹿!??蘇我入鹿???伊勢市の外れには平家の落人の里もあるし… まさか入鹿がここに落ち延びた伝説があったり!?? と妄想を膨らませ、参拝することに。 境内に入り、御由緒書…