伊勢河崎ときどき古民家

伊勢と河崎の町と神社と古民家と好きなものに囲まれた日々のコラムです

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

河崎の折衷的美学について

東京から伊勢に…とお話するとお客様方に「何で伊勢に?」とよく聞かれました。そして伊勢の人には「何で河崎に?」と。 実は河崎って、あんまり伊勢近郊の人にはウケが良くないんです(涙)。その理由は私見ながら考察出来たり、色々感じるところがあるので…

「古襖の下から古文書」実体験談

「ぅっわーーー!??」真夏の夜半過ぎに古民家の二階から突如の悲鳴。「何だこれ!?ベローんって、べろーんって、、、!」 配偶者の慌てる声に、妖怪でも出たのかと急ぎ参じると、、、 「襖紙が剥がれた」 何だ、そんなことか!っと内心溜息をつきつつ確認…

河崎の氏神様~河辺七種神社~

河崎は「川辺の里」って平安時代頃には呼ばれてたんですよ、 というお話をしましたが、 その地名が残るのがここ「河辺七種神社」さんです。 「かわべななくさじんじゃ」と読みます。 「ななくさ?春の七草とかと関係があるの?」 とたまに聞かれますが、多分…

河崎の成り立ち①~平安から戦国時代編~

今日は河崎の町の成り立ちについて簡単にお話してみたいと思います。 長くなってしまうので、その①とさせていただきます。 河崎には昔から文化人が多く、 今も学者さんや地元の方など河崎の歴史について研究されている方が多いので 町にいると、色々なことを…

これが明治生まれの古民家の今@伊勢河崎

今回は私が「いと志や」店舗としてお借りしていたN邸(N家所有古民家)と 河崎の建物についてちょこっとお話したいと思います。 N邸は明治35年築の元履物問屋さんです。 ↑写真は、昭和のN邸。 正面口を右サイドから撮ったものです。 町の有識者の皆様、ご…

大雨と昔からの町づくりと古民家

前回の続きです。 大雨で勢田川が氾濫したとしても河崎は多分そこそこ大丈夫なお話。 まずは伊勢市広域から見た河崎の町ですが、 伊勢市自体が海抜は低いです。 地名にも表れてますが、元々湿地だったり水田だったりした場所が多く、 宮川が暴れ川でよく水害…

川の町・河崎

「かわさき」と聞くとまずは神奈川県の川崎が浮かぶと思いますが 伊勢にも「かわさき」があり、「河崎」と書きます。 古くは「河辺のさと」とも言われたようで、平安時代にはもう既に集落があったようです。 うちのお店はその河崎の真ん中に位置していて、地…

はじめまして♪

東京生まれ東京育ちなのに東京が嫌いで 好きなものに囲まれた暮らしがしたくて 伊勢に半移住。 夢のような日々を過ごすも 諸々の要因から(お店の経営面、家族(犬)のこと、自分の人生目標の見直し、町のことなど) 2年足らずで泣く泣く帰郷。 まるでワー…